みそは、それぞれの土地の気候風土に育まれる繊細な味と豊かな風味を持っています。使い方によって料理のバリエーションが広がり、さらにコクと旨みを加味してくれます。
忙しい女性の視点で「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに数々のレシピを提案するクッキングコーディネーター浜このみさんのレシピをご紹介します。
料理に関する取材や執筆など「食とメディア」のコーディネートを中心に活躍。「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに親しみやすいレシピを提案。地元のテレビ番組にレギュラー出演。『信州の主婦が選んだ人気メニューBest100』など著者多数。
国産の本枯節と日高昆布を使った本格的なだしパックです。
出汁を取るだけで捨ててしまってはもったいない!ということで、今回の炊き込みご飯には、袋から中身を出し、出しと具材として使います。
だしを取り終わった出汁パックの中身も、そのままご飯に混ぜておにぎりに!存分に使い切りましょう。
炊き込みごはんは味噌風味で和洋折衷。カラフルなもてなしご飯になりました。
(クッキングコーディネーター・浜このみ)
【4~6人分材料】
米…2合(洗ってざるにあげておく)
水…2合炊き用の分量
おにぎり大好き…大さじ3
マヨネーズ…大さじ1
和風だし…1バッグ(袋から出して使う)
きのこ類…300~350グラム(可食分で)
ブロッコリー…1/2房(小房に分ける)
ウィンナーソーセージ…6本(1cm幅に切る)
コーンの缶詰…100グラム
フライパンに米・水・マヨネーズ・出汁パックの中身を入れる。
1におにぎり大好きを入れて、混ぜ合わせる。
2の上に、食べやすい大きさに切ったりほぐしたりしたキノコ・ウィンナー・コーン・ブロッコリーを並べてのせる。
火は、沸騰するまで強火にし、そのあと弱火にして15分加熱してできあがり。
フライパンのまま食卓へ。
だしを取ったあとの中身も捨てずに混ぜご飯の素に!
目安としては、ご飯1合に使用済みの出汁パックの中身とおむすび梅大さじ1~2を入れて混ぜ、おにぎりにします。
出汁パックの中身はだしを取った後でも具材で使えます。
浜先生のワンポイント
炊飯器でも作れますが、フライパンのまま食卓に出すと、豪華で「もてなし料理」になります。ほのかなみそ味のご飯です。出汁パックの昆布や削り節が具材になって味に深みが出ます。