みそは、それぞれの土地の気候風土に育まれる繊細な味と豊かな風味を持っています。使い方によって料理のバリエーションが広がり、さらにコクと旨みを加味してくれます。
忙しい女性の視点で「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに数々のレシピを提案するクッキングコーディネーター浜このみさんのレシピをご紹介します。
料理に関する取材や執筆など「食とメディア」のコーディネートを中心に活躍。「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに親しみやすいレシピを提案。地元のテレビ番組にレギュラー出演。『信州の主婦が選んだ人気メニューBest100』など著者多数。
ふきのとうが顔を出すと、春の訪れを間近に感じます。
そんな春を告げる、おめでたいふきのとうを1年中味わうことができるのが、「ふき味噌」です。自然なふきのとうの味がそのまま「ふき味噌」になっています。
ご飯と一緒に、または田楽やおつまみにと、大人の味として定着していますが、今回はふき味噌を使ってスパゲッティを作ってみました。
豚汁に入れてもおいしいですよ。和風にこだわらずにぜひいろいろに応用してみてください。
(クッキングコーディネーター・浜このみ)
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下準備として
1:フライパンにオリーブ油とニンニク、ベーコンを入れて、弱火で炒める。
2:スパゲッティをゆでている鍋にゆで時間残り5分ほどになったら、ブロッコリーを加えて一緒にゆでる。
手間をかければご自宅でも作れますが、お味噌のプロ「すや亀」が本場の味をご用意しました。冬をじっと耐えてようやく出てきた「ふきのとう」を甘口の味噌で和えました。
【2人分材料】
ふき味噌…大さじ2
卵…2個
粉チーズ…大さじ4
ブロッコリー…1/2株(小房に分ける)
オリーブ油…大さじ1
ベーコン…80gくらい(3cm幅に切る)
ニンニク…1かけ(粗みじんに切る)
〇スパゲティはお好みで・・・・・
ボウルに卵、粉チーズ、ふき味噌を入れて、まぜ合わせ、ふき味噌カルボ液を作る。
スパゲッティがゆであがったら、ブロッコリーと一緒に①のフライパンに入れて炒める。
油がまわったら、③のふき味噌カルボ液の中に④を流し入れ、全体をまぜ、器に盛って完成。
豚汁にふき味噌
豚汁や普通のみそ汁を、少し味噌を控えて作り、食べる直前にふき味噌をのせてまぜながら食べます。浜先生のワンポイント
ふき味噌には熱が加わらないので、風味をそこなわずにスパゲティに使えます。
スパゲティをペンネのようなショートパスタに代えると、のびる心配がないので時間がたってもおいしく食べられます。
和風のカルボナーラとふき味噌の相性も抜群です。ぜひお試しください。