みそは、それぞれの土地の気候風土に育まれる繊細な味と豊かな風味を持っています。使い方によって料理のバリエーションが広がり、さらにコクと旨みを加味してくれます。
忙しい女性の視点で「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに数々のレシピを提案するクッキングコーディネーター浜このみさんのレシピをご紹介します。
料理に関する取材や執筆など「食とメディア」のコーディネートを中心に活躍。「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに親しみやすいレシピを提案。地元のテレビ番組にレギュラー出演。『信州の主婦が選んだ人気メニューBest100』など著者多数。
万能調味料としてそのままお料理に。
「だしあわせ液みそ」は、肉を漬け込むのに便利な調味料としても使えます。肉にからまりやすいので、下味をつけるのが簡単。さらにさらさらしているので、焼いたときにも焦げる心配がありません。また、味噌の酵素の力で肉が軟らかくなるような気もします。今回は、鶏の唐揚げを紹介しますが、豚肉や牛肉を漬け込んでもおいしいですよ。
だしあわせは現在製造しておりませんが、通常のお味噌とお出汁・調味料で整えると簡単に作れます。このほか、やさい大好きや塩糀でも味付き唐揚げができます。
【4人分材料】
鶏もも肉…500グラム(一口大に切る)
だしあわせ…大さじ4
ニンニクのすりおろし…1片分
生姜のすりおろし…1片分
ごま油…小さじ1
片栗粉…適量
揚げ油
レモン・・・適量
付け合せ野菜・・・お好みで適宜
鶏もも肉を、だしあわせ、ニンニク、生姜、ごま油とよく混ぜ・・・・・
15分くらいおきます。
鶏肉に片栗粉をまぶし、180度の油でこんがりと揚げる。
揚がったら、お好みでレモンをかけてお召し上がりください。
浜先生のワンポイント
液みそは肉とからみやすく、肉のみそ漬けが大変作りやすいです。
みその酵素の力でしょうか、肉が大変軟らかくなりますが、漬け過ぎると逆に硬くなりますので、漬けたその日に使うようにしましょう。