みそは、それぞれの土地の気候風土に育まれる繊細な味と豊かな風味を持っています。使い方によって料理のバリエーションが広がり、さらにコクと旨みを加味してくれます。
忙しい女性の視点で「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに数々のレシピを提案するクッキングコーディネーター浜このみさんのレシピをご紹介します。
料理に関する取材や執筆など「食とメディア」のコーディネートを中心に活躍。「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに親しみやすいレシピを提案。地元のテレビ番組にレギュラー出演。『信州の主婦が選んだ人気メニューBest100』など著者多数。
溶く手間いらずで、そのままお料理に。
「だしあわせ液みそ」は、溶く手間が必要ないので、お味噌汁だけでなく、いろいろな料理に使え、大変便利です。さらにだしが入っているので、シンプルな調味料でも料理にこくが出ます。
今回は、寒い日にフライパンのままアツアツの料理を食卓に出せる「みそクリーム煮」を紹介します。
現在、だしあわせは販売しておりませんが、通常のお味噌にお出汁・調味料を加えて整えると簡単に作れます。
【4人分材料】
キャベツ…1/2個(500グラムくらい)
塩鮭…4切れ
小松菜…1/2袋
酒…1/2カップ
生クリーム…1カップ
だしあわせ…大さじ2
キャベツは芯を付けたまま、2cm厚さに切手フライパンに敷き詰める。
1の上に塩鮭を並べ、その上に酒を振り掛ける。
小松菜の茎部分のみフライパンの鮭の周りに並べ、ふたをして5~6分蒸し焼きにする。
蒸し焼きののち、生クリームとだしあわせを入れる。
小松菜の葉の部分をフライパンの鮭の周り並べ、さらに5分ほど煮て完成。
浜先生のワンポイント
液みそなので、溶く手間がなく、そのままフライパンに入れても大丈夫です。目安は大さじ2ですが、塩鮭の塩分を考えて加減してください。
味噌と生クリームの相性は抜群です。スープが残ったらご飯を入れてリゾットにしてもいいでしょう。