みそは、それぞれの土地の気候風土に育まれる繊細な味と豊かな風味を持っています。使い方によって料理のバリエーションが広がり、さらにコクと旨みを加味してくれます。
忙しい女性の視点で「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに数々のレシピを提案するクッキングコーディネーター浜このみさんのレシピをご紹介します。
料理に関する取材や執筆など「食とメディア」のコーディネートを中心に活躍。「簡単でおいしく、しかもオシャレ」をモットーに親しみやすいレシピを提案。地元のテレビ番組にレギュラー出演。『信州の主婦が選んだ人気メニューBest100』など著者多数。
信州を代表する漬物といえば「野沢菜漬」。懐かしい家庭の味を感じさせるすや亀の「野沢菜漬」はそのまま食べてももちろんおいしいのですが、料理の素材としてもその個性を発揮します。今回は洋風料理に野沢菜漬を使ってみました。タラコスパゲティとの相性も抜群、信州食材のキノコもいい味を出します。
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【2人分材料】
野沢菜漬・・・1/2袋(1cm幅に切る)
生しいたけ・・・3~4個(薄切り)
えのき茸・・・1/2袋(2cm長に切る)
バター・・・10g(炒め用)
大根おろし・・・適量
●タラコペースト
タラコ・・・1腹(70gくらいをほぐしておく)
昆布茶・・・2g
酒大さじ・・・1
バター・・・200g
●スパゲティ・・・200g(塩を入れたお湯でゆでておく)
フライパンにバターを入れ、生しいたけとえのき茸をいため、しんなりしたら野沢菜漬を加えて全体をまぜ合わせる。
ボウルにタラコペーストの材料をすべて入れ、ゆであがったスパゲティを加えてまぜる。
浜先生のワンポイント
野沢菜漬が味のポイントになっています。辛みの効いた大根おろしもスパゲティによく合います。
ぜひ、3つの違う味のハーモニーをお楽しみください。